片山
【かたやま】

旧国名:河内
大和川と石川の合流点付近,玉手山丘陵北端部に位置する。地名は,玉手山丘陵の北部一帯を片敷山と呼んでいたことによるという(全志4)。地内東南部の薬師堂の前には古代の寺院跡(片山廃寺)があり,塔心礎石と四天柱礎石2個,側柱礎石3個が現存。丘陵尾根には古墳前期から中期の古墳が数基存在し,玉手山古墳群の北支群を形成。
【片山(中世)】 南北朝期から見える地名。
【片山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【片山(近代)】 明治22年~昭和42年の大字名。
【片山町(近代)】 昭和42年~現在の柏原市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7148545 |





