父鬼
【ちちおに】

旧国名:和泉
和泉山脈北方,父鬼川上流域の山間部に位置する。地名は,当地に父鬼が住んでいたという伝承による。当地と紀州との境には七越峠という峠があるが,西行は「山家集」に「立のほる月のあたりに雪消えてひかりかさぬるななこしの峯」と詠んでいる。また当地産の横山炭は白炭ともいい茶匠より好まれるが,「新撰六帖」には「何としていかにやけはか和泉なる横山炭の白くなるらん」と光俊によって詠まれている(全志5)。
【父鬼村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【父鬼(近代)】 明治22年~昭和31年の南横山村の大字名。
【父鬼町(近代)】 昭和31年~現在の和泉市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7151460 |





