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難波
【なにわ】


旧国名:摂津

「なんば」と称した。古くは浪速・那尒波・奈尒波とも書いた。地名由来は,「日本書紀」神武天皇即位前紀条に「難波碕に到るときに,奔き潮有りて太だ急きに会ひぬ。因りて,名けて浪速国とす。亦浪花と曰ふ。今,難波と謂ふは訛れるなり」と記されている。「万葉集」巻3の長歌のうちに「押し照る 難波の国に あらたまの」と詠まれているように,当地名は摂津国の古称でもある。「難波」は,水景・陸景ともに歌われている府下で最も著名な万葉故地であり,「日本書紀」仁徳天皇11年条に,南水を西海に引き,「因りて其の水を号けて堀江と曰ふ」と見え,当地内の堀割の歴史は古く,難波堀江(堀江)を詠んだ歌は「万葉集」に多数収められ,「堀江」としての記事も多い。
難波(古代)】 奈良期から見える地名。
難波荘(中世)】 平安期~戦国期に見える荘園名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7152305