日野
【ひの】
旧国名:河内
古くは比野とも書いた。石川上流域で谷から河岸段丘への連接点付近一帯に位置する。地内北東に高さ約6mの潮滝があり,谷の東側の旗倉山頂に楠木氏の城寨稲荷山城址がある(全志4)。また廃寺となった観音寺には南北朝期の奥付をもつ数多くの経典類が残る。
【日野(古代)】 平安期から見える地名。
【日野村(中世)】 南北朝期~戦国期に見える村名。
【日野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【日野(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7153335 |