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上石
【あげし】


旧国名:但馬

円山川下流左岸の日高平野の北端部に位置する。地名は,当地は古くは沼沢地で,その上に石を積んで開発したため上石と称されるようになったという(日高町広報)。地内の小字コズ,標高160mの水生山頂に中世山城水生城跡がある。この城ははやく南北朝期の延文元年12月日付伊達真信軍忠状(伊達文書/日高町史資料編)に「水尾山」と見えて,南朝方の長左衛門尉道全の拠点となったことが知られる。下って,天正8年4月,羽柴秀吉の第2次但馬平定に際し,垣屋豊続を始めとする但馬勢は西村丹後守のよる同城に結集してこれと対抗した。同年6月13日付垣屋豊続感状(田結庄文書)に「織田勢罷出候之間,於水生古城覃合戦候」とあるのはこれを示す。
上石村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
上石(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7155091