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生野②
【いくの】


旧国名:摂津

「始は塩生野(しりち)と号す」(摂陽群談)とあるように,古くは志りち・尻地と称した。「県神社誌」によれば,「延宝元年しりち村塩生野村と書き,元禄年間頃よりさらに塩字を省きて生野村となし」,あわせてしりち社を春日神社と改称したとある。武庫(むこ)川上流右岸の丘陵地に位置する。地名の由来には諸説がある。地形から尻地野のことを意味する説(神戸の町名),字ショブ谷が塩生谷であるところから塩生野(しょうぶの)となり,塩分を含んだ土地を意味する説(北摂道場の史話)などがある。塩生野が塩野(塩田)と生野に分かれたともいわれる(有馬郡誌)。字北山には建武5年6月日付貴志義氏軍忠状(余田文書)に「有馬郡鏑射要害」と見える鏑射山城跡がある。
生野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
生野(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7155426