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瓜生
【うりう】


旧国名:播磨

矢野川と同川支流鍛冶屋川との合流域。鍛冶屋谷をのぼると釈迦三尊と十六羅漢の石仏が祀られた苔むした岩窟があり,瓜生羅漢として古くから知られる。「峰相記」(続群28上)に,欽明天皇の時代に百済国の僧恵便・恵総が渡来したが当国に流され,2人は矢野の奥に草庵を結んで住み,3年後に召し返されたとあることから,石仏の作者は恵便らと伝承されている。また「本朝世紀」天慶4年9月22日の,賊徒藤原文元らの記事の中の「於部下赤穂郡八野郷石窟山,合戦之間」の石窟はこの瓜生の岩窟であろうといわれる。中世の感状山城跡は集落北東の山頂にあり,石垣・礎石・水の手などが残り,一説には赤松円心の三男則祐の築造という(相生市史)。
瓜生村(中世)】 鎌倉期に見える村名。
瓜生村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
瓜生(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7156124