大野
【おおの】
旧国名:播磨
船場川支流大野谷川の上流。地名の由来は,「風土記」にある大野里の人が移住し開拓したとの伝承による(飾磨郡誌)。南の山すそを東西に,西国三十三か所観音霊場の第26番札所法華山一乗寺から第27番書写山円教寺への順礼道が走り,古代の山陽道もこの辺りを通っていたと考えられる。
【大野郷(古代)】 奈良期~平安期に見える郷名。
【大野郷(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える郷名。
【大野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【大野(近代)】 明治22年~昭和8年の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7156479 |