清水東条湖県立自然公園
【きよみずとうじょうこけんりつしぜんこうえん】

清水寺のある御岳山と東条湖を中心に昭和池付近の山地までを含む丘陵性の県立自然公園。西脇市，三田(さんだ)市，加東郡社町・東条町にまたがる。昭和32年指定，同38年拡域。面積73.5km(^2)。御岳山からは眼下に三田盆地と東播磨の波打つ丘陵群が展開し，遠くは六甲連山・淡路島・家島諸島への雄大な展望が開ける。東条湖では，湖上遊覧ができるほか，湖畔には遊園地のほかスケート場やゴルフ場などのスポーツ施設が多く，都市近郊のレクリエーション地となっている。植生的には，クヌギ・コナラ・リョウブなどの混じった松林が多い。ギフチョウの生息地である。主要観光対象には大川瀬渓流・朝光寺・住吉神社・湖上八景・金城池などがある。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7157831