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久畑
【くばた】


旧国名:播磨

大倉山の南西,市川支流恒屋川の上流域。地名の由来は不明であるが,中寺以北の恒屋・中村・久畑の地域を恒屋谷と呼ぶことから,恒屋から分かれた村だという伝説(神崎郡誌)がある。一説に,焼畑耕作にちなむコバ(山崩れでできた地形)田が小幡となり久畑と転訛したとも考えられる。往昔は因幡街道が通じていたので,旅人が酒味のある清水に喉を潤したという泉が今も大歳神社南西にあり,そのためか和泉・酒井を姓とする家がある。天正元年正月,久畑左太郎久芳に与力する近郷78家が犬飼の伊勢山構居へ押し寄せ,伊勢山忠右衛門重健に与力する近郷103家と刀乱し,双方で50余人討死したという(喜多野家譜)。
久畑村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
久畑(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7157987