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御願塚
【ごがづか】


旧国名:摂津

武庫(むこ)川と猪名川に挟まれた平野部に位置し,川辺南条の条里地帯に属す。地名の由来は,村内に御願塚古墳があることからという(川辺郡誌)。古墳の名は,行基が天平年間昆陽寺にあって畿内に49院を創建しようと立願し,その成就後,矩縄器具一切を埋めて造った塚であるので,御願成就塚といったことからとも(同前),主墳のほかに4つの陪冢があり,合わせて五ケ塚と呼んだことからともいう(伊丹の伝説)。また,御願塚を郷の塚,すなわち地の神と見る説もある(摂播に於ける行基菩薩の事蹟)。天文18年三好長慶が伊丹城包囲のため御影塚に対城を置くとの記事がある(細川両家記/群書20)。村内西光寺には大永7年銘の一石五輪塔がある。
御願塚村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
御願塚(近代)】 明治22年~現在の大字名。
御願塚(近代)】 昭和49年~現在の伊丹市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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