坂本
【さかもと】
旧国名:播磨
中播丘陵中央部。地名は,西国三十三か所26番札所法華山の登り口の意味である。加西郡には坂本が2村あり,古くは当地の「法華の坂本」と旧富田村の「坂田の坂本」とに区別している。天正年間と推定される2月9日の木下吉隆書状は「おさい寺・ゆたに・さゝくら・法花坂本」の百姓にあてられている(長浜文書)。
【坂本村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【坂本(近代)】 明治22年~昭和42年の大字名。
【坂本町(近代)】 昭和42年~現在の加西市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7158693 |