角川日本地名大辞典 近畿地方 兵庫県 4 新定【しんじょう】 旧国名:播磨 加古川の支流東条川の中流域。地名は,古代・中世の吉田新荘にあたることから,吉田を略した新荘に由来するか。天正19年11月20日の駒井益庵書状によれば,第一次朝鮮出兵の準備として豊臣秀次が石火矢(大砲)の製造を播磨国内7か所の金屋に命じたが,この中に「しんちやうかなや」がある(芥田文書)。【新定村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【新定(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7159674