勅旨
【ちょくし】
旧国名:播磨
通称「ちょうし」という。市川下流左岸。地名の由来は,古代の勅旨田の遺称による。字深田に勅旨垣内と呼ばれる地がある。勅旨塚跡であろう(花田史誌)。当村は,市川の水禍に浸され次第に土地が潰地となり河床に没し,永享年間の頃には小松と呼ばれ,北隣の小川村の出屋敷と称し,人家わずかに13戸に過ぎなかったという。
【勅旨村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【勅旨(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7160719 |