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古家村
【ふるけむら】


旧国名:播磨

(近世)江戸期~明治10年の村名。播磨国加東郡のうち。加古川支流東条川上流域。もと豊臣氏蔵入地。慶長5年姫路藩領,元和3年幕府領,のち弘化2年からは遠江国浜松藩領(明治元年上総国鶴舞藩領)。村高は,「正保郷帳」358石余うち田326石余・畑31石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに420石余。「赤松記」(群書21)や「細川両家記」にしばしば登場する播磨国東条の玉泉寺は当村にあった。往時は宏壮をきわめた大伽藍であったが,現在は寺屋敷・光園坊・西行庵・長久庵などの字名と阿弥陀堂を残すのみである。村の西端に楠塚と呼ばれる小墳があり,湊川の戦いで敗れた楠木氏の一党が当地に逃れ,武具や黄金を隠したと伝える。社堂は,八幡神社・天満神社・住吉神社・阿弥陀堂・地蔵堂。明治10年秋津村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7163430