安良
【やすら】

旧国名:但馬
六方川中流右岸。地名は古代に朝鮮半島から渡来した文化人たちが居住した地で,朝鮮語のアンラ(安良)にちなむとする説があるが,不詳。平安期の保元3年12月3日付官宣旨(石清水文書/平遺2959)に石清水八幡宮寺領として「但馬国……安良別宮」と見える。安良別宮は石清水八幡宮を勧請したもので,現在出石町安良の宮ノ下に鎮座する八幡神社がこれにあたり,中世には付近の所領田と併せて荘園として扱われた。弘安8年の但馬国大田文には「安良別宮 二拾八町八反三百三十分〈八幡宮領〉」とあり,下司は国御家人で,安良別宮神宮と推測される安良太郎安景・同次郎政景であったという。
【安良村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【安良(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7164542 |





