興ケ原
【おくがはら】
旧国名:大和
奥ケ原とも書く。布目川下流域に位置する。丘陵上に興ケ原城跡があり,奥原氏の居城と伝える。同氏の墓地には天文4年・永禄2年などの墓碑があり,また大永8年春日神社に興原入江助の名で石灯籠が奉献されている。
【興原(中世)】 鎌倉期から見える地名。
【興ケ原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【興ケ原(近代)】 明治22年~昭和32年の柳生村の大字名。
【興ケ原町(近代)】 昭和32年~現在の奈良市の町名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7165916 |