上芳野
【かみほうの】

旧国名:大和
淀川水系芳野川上流域の谷あいに位置する。中世には下芳野と併せて芳野といった。芳野の地名の由来は,朴の木が自生繁茂したことにちなむといわれ(菟田野町史),現在でも朴の巨木が見られる。芳野(中山)水分神社の鎮座地で,10月21日の水分社例祭には神輿が井足・古市場の水分宮へ遷幸し,現在も古市場水分社へ御幣渡御が行われている。水分神社に伝わる瓶子には貞和2年とあり,北朝の年号の銘を使用している。また「神体形相記」には「本社玉岡男体,田山女体,中山童体」と記しており,渡御の由来を考えさせられる。
【上芳野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【上芳野(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7166289 |





