木津川
【こつがわ】

旧国名:大和
木津河とも書いた。吉野川支流高見川の上流域に位置する。地名の由来は不詳だが,あるいは上流の木津と何らかの関係があるのかも知れない。上流の伊豆尾との境界をなす猪鼻は,寛平7年6月26日の太政官符(三代格1)による丹生川上神社の北限猪鼻滝に比定される。平安期清水寺を開創した僧延鎮が若き頃修行した行場をここに求める説があり,円覚寺上方の土地を「えんぢん邸」と称するとの口碑もある。当地に伝わる祈祷念仏(踊念仏)は,県無形民俗文化財で,円覚寺境内のギンモクセイの巨樹は県天然記念物。
【コツカワ(中世)】 戦国期に見える地名。
【木津川村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【木津川(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7166921 |





