筑紫
【つくし】
旧国名:大和
大和川と布留川の合流点付近に位置する。「旧事紀」天神本紀に「筑紫弦田物部」「筑紫聞物部」「筑紫贄田物部」,同天孫本紀に「物部竺志連公〈奄智蘰連等祖〉」「物部竺志連。新家連等祖」らの名が見え,「姓氏録」山城国神別に「筑紫連。饒速日命の男,味真治命の後なり」とある。これらの氏族の居住地と伝承される(大和志料上)。
【つくし(中世)】 鎌倉期から見える地名。
【筑紫村(近世)】 江戸期~明治15年の村名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7168084 |