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【まし】


旧国名:大和

金剛山地の東麓,百百(どど)川と水越川に挟まれた扇状地に位置する。天武紀9年9月辛巳条に「馬を長柄杜に看す」と見えることから,長柄杜(現御所(ごせ)市名柄)に隣接する当地は馬司,つまり馬飼の意味にとれ,この一帯は牧原であったことが考えられる。名柄との境の名柄遺跡の南西の俗称塚原と字塔之本から飛鳥期の古瓦が出土。寺院跡とすれば葛城(木)寺跡か。
マシ(中世)】 鎌倉期から見える地名。
増村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
増(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7169454