室生
【むろう】

旧国名:大和
淀川水系宇陀川・室生川流域に位置する。檉生・檉・牟漏・無漏・室とも書く。室生の語源については,ミムロで神聖地(神奈備)を意味する美称と考える説(総合日本民俗語彙・分類方言辞典),檉生(むろう)で植物地名と考える説(室生村史)などがある。「紀略」弘仁8年6月庚申条に「律師伝灯大法師修円を室生山に遣わして雨を祈らしむ」,弘仁9年には「使を大和国室生山上竜穴等の処に遣わして雨を祈らしむ」とあり(紀略弘仁9年7月丙申条),いずれの記事も「後紀」の逸文と考えられ,雨乞の霊地として「室生山」が重視されていたことを示す。
【室生荘(中世)】 鎌倉期から見える荘園名。
【室生村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【室生村(近代)】 明治22年~現在の宇陀郡の自治体名。
【室生(近代)】 明治22年~現在の室生村の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7169795 |





