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高川原村
【たかがわらむら】


旧国名:紀伊

(近世)江戸期~明治8年の村名。牟婁(むろ)郡のうち。高河原村とも書く。古座(こざ)川下流左岸に位置する。村名について「続風土記」には「土地高き川原なり,因りて名とす」とある。和歌山藩領御蔵所。古座組に所属。村高は,慶長検地高目録では125石余,ほかに小物成9升余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに126石余。寛永21年の郷組之事によれば,家数37軒・人数42,舟数8艘(古座町教育委員会保管文書)。「続風土記」によれば,田畑高126石余,家数76軒・人数290。古座川沿いに水田が広がり,米・麦を作ったが,江戸期以降古座川奥地から搬出される木材・熊野炭の集散河港として発展したという。宝永元年には古座組の御仕入方役所が当村に設置されている(南紀徳川史10)。氏神は宇津木村の河内明神。神社は神殿明神森(神戸神社)。寺院は臨済宗祥源寺。明治4年和歌山県に所属。同6年には戸数102,男273・女232。同8年高池村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7172279