西坂本
【にしさかもと】

旧国名:紀伊
紀ノ川支流の根来(ねごろ)川上流域の台地に位置する。地名は,根来寺に登る坂のふもとにあることにちなみ,東坂本に対して西坂本という(続風土記)。なお粉河(こかわ)町上丹生谷の丹生神社蔵の文明2年9月27日の年紀を有する金銅鳥頸太刀銘に「紀州根来寺坂本住人金物之大工左衛門尉家次〈字千平朝臣〉」と見え(丹生神社所蔵/和歌山県の文化財),金物大工がいたことが注目される。地内には根来寺があり,昭和51年度より坊院跡の発掘調査が行われた。
【西坂本村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【西坂本(近代)】 明治22年~昭和31年の根来村の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7172888 |





