伏原
【ふしはら】
旧国名:紀伊
不死原とも書いた。紀ノ川上流右岸の低位洪積台地上に位置する。地名について「続風土記」には「按するにふしはふし柴のふしにて柴原(ふしはら)の義なり。其地古荒野にて柴原なりし故に此名あり」とある。条里遺構があり,国道24号沿いに水田地帯が広がるが,近年宅地や工場などが立ち並んでいる。
【不死原村(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える村名。
【伏原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【伏原(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7173399 |