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前田
【まえだ】


旧国名:紀伊

貴志川下流左岸の氾濫原および河岸段丘上に位置する。地名の由来について,「続風土記」には「人家所々に分れ各小名あり。本前田・一本木……其中にて本前田を本村とす。本前田,貴志川の堤に傍ひて村し土地平広なり。其外は皆西の方にありて土地高し。因て東の方を前田といふなるへし」と記す。また古くは大畑と称したといい,「宮村八幡宮の湯立釜大永年間銘に大畠と記す……又村中に井上総五郎といふ者の家に八幡三所の梵字の掛幅あり,其背に天文十五年十二月上貴志ノ荘大畠村氏人衆中と書す」とある。前田遺跡があり,釈迦十六善神像図・弥勒菩薩坐像・聖徳太子十六歳孝養像,地蔵寺には庭園がある。
前田村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
前田(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7173519