赤碕大山線
【あかさきだいせんせん】

東伯(とうはく)郡赤碕町から西伯(さいはく)郡大山町に至る主要地方道。延長２万3,353m。八幡を起点として国道９号と分かれ，尾張（赤碕町）・羽田井・萩原・一息坂峠（以上中山町）・香取（中山町・名和町・大山町にまたがる）・川床(かわとこ)・上の原・大山寺・大山南光（以上大山町）まで。萩原から終点までは大山隠岐国立公園地内。古戦場の船上山，秀峰大山の景観，香取開拓村の放牧風景，上の原・中の原スキーゲレンデなどがある。路線の大部分は古来から大山詣での，いわゆる大山みちに当たり，中山町地内には道筋を示す老松や石仏が多く残っている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7174106