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石脇港
【いしわきこう】


東伯(とうはく)郡泊村石脇にある水域を公告されている港。第2次大戦前は海岸寄りの畑の護岸を兼ねた小さな防波堤を持つのみであった。昭和30年頃少し南寄りに捨石防波堤100mを築造。同54年に幅10m程度の船揚場ができたが,漁港設備は皆無で小漁船が少量の海産物を扱っているのみである。水域の一部は海水浴場として利用され,地区ぐるみで民宿も経営しむしろその方が有名である。同56年4月当港域内に県栽培漁業センターおよび栽培漁業試験所が開設され,ヒラメ・バイ・アワビなどの稚魚・稚貝が育てられ,すでに各地の海に放流を始め,その成果が期待されている。当港の利用漁船は泊村漁協に所属する3t未満のもの17隻。陸揚げは泊漁港で行うが,昭和54年度の該当額なし。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7174239