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神戸上
【かどのかみ】


旧国名:伯耆

古くは門上とも書く。大倉山東麓,日野川支流石見(いわみ)川の上流域に広がる標高520m前後の盆地に位置する。東には花見山・明石山などの1,000m級の高山が並び,伯耆(ほうき)・備中の両国を境する。地名の由来は,「和名抄」に見える日野郡六郷の1つ神戸郷から転化したものといわれ,宮内にある楽々福(ささふく)神社の神戸の上の郷の意であろう。国境に桑平峠があり,元弘2年後醍醐天皇の隠岐巡幸の通路との伝説もある。地内長砂には城跡があり,尼子氏の武将安達十郎某の居城と伝える(伯耆志)。地内に古墳が5基あり,いずれも円墳。古来砂鉄採取の鉄穴(かんな)流しが盛んで,このため人為的な地形変化の最も甚しい土地である。
神戸上村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
神戸上(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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