境美保関線
【さかいみほのせきせん】

境港市から島根県八束郡美保関町に至る主要地方道。延長9,262mのうち，県内部分は316m。境港市明治町を起点として同市大正町まで。かつてはこれよりフェリーボートで約1kmの境水道を渡り，対岸の宇井港に着き，美保関につないだものであった。島根半島側の生活物資や多くの貨客，特に関詣での客を運んだこの路線も，昭和47年境水道大橋の開通によりフェリーは廃止され，この路線の本来の機能は失われた。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7175367