長砂
【ながすな】
旧国名:因幡
須賀ノ山山系の西麓,八東(はつとう)川の支流舂米(つくよね)川中流域の山間に位置する。長砂伊賀守・与五郎父子の居城跡がある。同氏は毛利豊元の被官で本姓は中原氏と称し,子孫は帰農した。地内に与五郎の墓があり大五輪塔がたつ(因幡志)。また,当地と不香田(ふこうだ)との間には3間四方の石垣に囲まれた五輪塔が1基安置されており,伊賀守の墓といわれる。
【長砂村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【長砂(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7176206 |