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明治町
【めいじちょう】


(近代)昭和10年~現在の米子市の町名。もとは米子市万能町・西大谷の各一部。町名の由来は,米子駅前を中心として明治期の鉄道開通によって発展したことによる(米子市制十五周年史)。成立当時の駅前は,3階建ビル・電車の駅前発着場・旅館・小料理屋などが見られた(写真集米子)。明治35年米子駅設置とともに作られた駅前通りには御幸座という活動常設館もあった。昭和46年から県営米子駅前通り土地区画整理事業が行われ,これと併行して米子駅前商店街振興組合は駅前商店街近代化事業に同52年より3か年計画で着手した。この結果3~6階建の店舗が,幅員25mと拡張された駅前通りに並び面目を一新した。世帯数・人口は,昭和10年119・505,同30年195・852,同40年175・647,同50年134・415。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7177163