湯関
【ゆのせき】
旧国名:伯耆
矢送川と滝川の合流地点右岸に位置する。温泉が湧き,「日本鉱泉誌」によれば温泉の発見は延暦年間のことという。伝承では,養老年間に温泉湧出を発見,その後洪水や山崩れのため一時絶えていたが,弘法大師巡錫の折に再興。しかし,その後も再び荒廃し,元弘年間に山名某が浴槽を設け,今日に至ったという。美作(みまさか)国との国境に近く,作州越えの交通上の要地としても重要な役割を果たした。
【湯関村(近世)】 江戸期~明治3年の村名。
【湯関宿(近代)】 明治3~10年の久米郡の村名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7177321 |