阿刀
【あと】

旧国名:石見
阿戸・阿登とも書かれ,近世には阿刀市・跡市と称した。敬川(うやがわ)の上流部加志岐(かしき)川流域の山間部盆地を主体とする。平安末期に阿戸別符の名がみえ,中世には本明(ほんみよう)・乙明(おとあけ)・追原(おいばら)(現金城町)などを含んでいたようであるが,そのうち現在の跡市の町にあたる所は,福屋城(乙明城)との関係から,中世末頃から市場を形成していたと考えられる。地名は「八重葎」に阿刀宿禰が当地に滞在したためとする。
【阿戸別符(古代)】 平安末期にみえる別符名。
【阿刀(中世)】 鎌倉期からみえる地名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7177574 |





