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大田井田江津線
【おおだいだごうつせん】


大田市大田町から江津(ごうつ)市浅利町に至る一般県道。延長4万1,749m。道筋は大田町で国道375号から分かれ,大森町・水上町・祖式(そじき)町間は主要地方道仁摩~瑞穂(みずほ)線を重用し,さらに大代(おおしろ)(以上大田市)・太田・井田(以上温泉津(ゆのつ)町)・反坂(たんざか)・波積本郷・中都治(なかつち)から浅利町(以上江津(ごうつ)市)まで。浅利町で国道9号に合する。近世期は山口街道,長州街道ともいわれた山陰道。ほぼ古代山陰道にあたる。大正12年国鉄山陰本線が益田(ますだ)駅まで開通し,動脈としての機能は薄れ,特に昭和29年から国道の大改修が着手され,海岸部を東西に貫通する国道9号の完成により県道に格下げとなる。現在は海岸部と奥地の連絡道。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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