嘉久志
【かくし】

旧国名:石見

加久志とも書く。江川(ごうのがわ)の西部日本海に臨み，島の星丘陵の北麓に位置する。中世末期尼子氏によって波志浦とともに日御碕(ひのみさき)神社領となったことがある。地名は隠石の伝承により，神亀５年嘉久志村と改めたという（八重葎）。
【加久志村(中世)】　鎌倉期にみえる村名。
【嘉久志村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【嘉久志(近代)】　明治22年～昭和49年の大字名。
【嘉久志町(近代)】　昭和50年～現在の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7178394