100辞書・辞典一括検索

JLogos

27

勘解由道
【かげゆどう】


江津(ごうつ)市浅利町から同市渡津(わたづ)町塩田に至る中世末期から江戸期の道。往古は室上(むろがみ)山の北側を東西に通じ,危険な山越の道であった。中世末期頃,塩田浦の室田家の祖勘解由が菰沢(こもざわ)池より室上山の南側を迂回する道を開き,開発者にちなんでその名がついた。江戸期は重要であったが,今は廃道となり,具体的な道筋は不明である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7178405