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川波村
【かわなみむら】


(近代)明治22年~昭和29年の那賀(なか)郡の村名。宇屋川・波子(はし)の2か村が合併し,成立。大字は旧村名を継承,2大字を編成。明治22年の戸数526・人口2,701。村名は旧両村の各1字をとったもの。大正9年の世帯681・人口2,873。大正10年国鉄浜田線(山陰本線)は都野津(つのづ)・浜田間が開通し,波子駅は9月1日営業を開始した。昭和25年の世帯786・人口3,457(国勢調査)で人口密集地帯で出稼が多い。昭和27年波子漁港を主としてマイワシ3万4,360貫・トビウオ2,886貫を水揚げした(島根県統計書)。同29年江津(ごうつ)市に合併,各大字は江津市の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7178656