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国道54号
【こくどうごじゅうよんごう】


松江市から広島県広島市に至る一般国道。県内延長8万9,947m。松江市から八束(やつか)郡宍道(しんじ)町まで国道9号を重用し,大原郡加茂町・木次(きすき)町,飯石(いいし)郡三刀屋(みとや)町・掛合(かけや)町・頓原(とんばら)町・赤来(あかぎ)町を経て赤名トンネルを抜け,広島県双三(ふたみ)郡作木(さくぎ)村に入り広島市に至る。昭和28年5月指定の2級国道広島~松江線が昭和38年1級国道に昇格,昭和40年4月の道路法改正で国道54号となる。昭和45年に改修が完了し,山陰・山陽連絡の動脈としての機能を果たしている。全区間建設省の直轄管理,また頓原町で吹ケ峠の前後3,580mが道路公団の有料道路となっている。この道は,近世から備後街道として重要であった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179034