床几山公園
【しょうぎさんこうえん】

松江市の南部，雑賀(さいか)町にある公園。松江駅から南約1.6kmの地点にある床几山に設けられている。堀尾吉晴が広瀬から松江に城を移す時，この山から松江の地形を調べたと伝えられており，現在でも山頂からは，北方に広がる松江市街をはじめ，中海(なかのうみ)・宍道(しんじ)湖など広々とした眺望がひらけている。園内には樹木が多く，また桜の名所としても知られ，市民の憩の場としてにぎわいを見せている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7179495