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大正町
【たいしょうまち】


(近代)大正10年~現在の松江市の町名。もとは松江市大字松江分の東部。天神川北岸に位置する。町名は成立時の元号による。江戸期には南の城下町郊外を松江分と称し,当町域はそのうちで,水田低湿地であった。明治41年の国鉄山陰本線松江駅(朝日町内)開設に伴い,埋立て造成されて住宅地となり,大正10年大正町が起立。成立時の世帯31・人口184。昭和9年西側の寺後(てらうしろ)川(別称和多見川)が埋め立てられて道路となり,また新大橋と天神川の作橋が改架されて新大橋通りが完成した。同22年旧県立工業学校修道館跡に松江3中が開校。その後の当町の世帯・人口は同30年312・1,258,同35年345・1,252,同40年360・1,269。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179767