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豊田港
【とよだこう】


隠岐(おき)郡海士(あま)町大字豊田にある第2種漁港。島後(どうご)に近接した地区にある港のため,江戸期には島後の津戸(つど)港との間に島前(どうぜん)・島後の西島代官所を連絡する公用航路が設置され,豊田港は島前側の拠点港であった。この航路は明治初期の郵便航路でもあり,汽船就航が始まって鳥取県境(さかい)港と西郷(さいごう)港との間が郵便航路となるまで使用されていた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7180305