福光
【ふくみつ】

旧国名:石見
福光川の流域。下流域は比較的よく水田が開拓されており,海岸部の砂丘地帯からは,弥生式土器片が発見されるなど,古くから開けた地域である。地名の由来は,「八重葎」に「福光本領と申す所以は昔此所に六七ケ村程持ちたる大福長者有り。国津神と云う。其の往(かみ)世上に呼びて長者老翁と云う。其地故福満と号し来れり。其後楞厳寺の井より夜に耀物せるよし夫より改めて福光と書くとなり」とある。
【福光村(中世)】 鎌倉期からみえる村名。
【福光村(近代)】 明治8~22年の村名。
【福光村(近代)】 明治22年~昭和26年の村名。
【福光(近代)】 昭和26年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7181046 |





