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松江平田大社線
【まつえひらたたいしゃせん】


松江市南田町から簸川(ひかわ)郡大社町に至る主要地方道。延長3万8,825m。南田町の鍛冶橋北詰で主要地方道松江~境線から分かれ,宍道(しんじ)湖北岸に出,私鉄一畑電鉄線沿いに平田市に入り,美野町・国富町(以上平田市)・東林木町・矢尾(やび)町(以上出雲市)・遙堪(ようかん)・菱根(ひしね)を通り大社門前(以上大社町)まで。通称湖北線とも呼ばれ,南に宍道湖・出雲平野,北に島根半島の中心を走る北山山脈を分け,一畑電鉄線と並行して西進する。島根半島の東西両端は大山(だいせん)隠岐国立公園の一部,また宍道湖と北山は宍道湖北山県立自然公園に指定されている。沿線の風光は美しく,宍道湖を隔てて南東に大山,南西に三瓶(さんべ)山を臨むことができ,小境町からは南方に比婆(ひば)道後帝釈国定公園の吾妻山や出雲烏帽子(えぼうし)山を望むことができる。中海(なかのうみ)の北岸を走る主要地方道松江~境線とともに,沿道の眺望にきわめて恵まれた道路である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7181298