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弋田原村
【わながたはらむら】


旧国名:石見

(近世)江戸期~明治8年の村名。石見国美濃(みの)郡のうち。江戸期を通じて津和野藩領。上黒谷川の支流二条川の水源地域にある。村名の弋は杭の意,猪垣を表わすものか。庄屋は西坂・原田(青原村)・斎藤家。「万手鑑」によれば元和年間の村高は75石余,寛永14年は131石余,「天保郷帳」に記載なし。田畑23町余,上納半紙69丸15束・中保7丸50束・紙船22,家数23・人口117(万手鑑),天満宮1社。明治8年板持(いたもち)村と合併,愛栄(あさか)村となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7181931