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宇野線
【うのせん】


西日本旅客鉄道(JR西日本)が経営する路線名の1つ。山陽本線岡山駅と玉野市宇野駅を結ぶ。延長32.9km,単線。駅数14。宇野線の建設計画は明治26年設立の児島鉄道会社(倉敷―児島―味野間を予定)が発端で,その後山陽鉄道が岡山~宇野間の建設仮免許を取得したが,日清・日露両戦争のため中断。山陽鉄道が国有化された後,鉄道院の手で明治40年建設に着手,同43年6月12日開通。このとき宇高連絡船も同時に開業。当時児島湾は大きく湾入しており,干拓地部分の地盤も軟弱であったため大きく西に迂回し,茶屋町を経由するルートがとられた。開業当初岡山~妹尾(岡山市)間は今の路線より東を通り,途中に現在の岡山市水道局付近に鹿田駅があったが,大正14年3月6日大元を通る現在のルートに変更された。宇野線の開通までの四国連絡は,岡山市中心部の京橋から三蟠沖を通り,高松まで運航しており,当時1日2往復で4~6時間を要していた。宇野線開通,宇高航路開設後は1日4往復で,岡山~高松間も3時間に短縮された。開業当初の宇野線の運転本数は,1日7往復,所要時間1時間30分であった。昭和63年4月瀬戸大橋を通るJR本四備讃線の開通により,茶屋町~宇野間の利用客は減少した。100円の収入をあげるのに要する経費は315円(昭和60年度)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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