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神庭村
【かんばそん】


(近代)明治22年~昭和29年の自治体名。はじめ東北条郡,明治33年からは苫田郡に所属。津山盆地の北東端,中国山地から流下してきた加茂川右岸に位置する。吉見・綾部・草加部の3か村が合併して成立。旧村名を継承した3大字を編成。村名は「和名抄」の綾部郷の背後にあるカンバ山にちなむという。役場を綾部に置く。明治22年の戸数237・人口1,413。同24年の戸数239,人口は男728・女666,学校1・水車場3。合併当時,綾部にあった神庭小学校は同26年滝尾村の精業小学校を合併して清泉尋常小学校となり,同41年高等科を併置。世帯数・人口は,大正9年325・1,487,昭和25年375・2,031,同29年360・1,796。同年津山市の一部となり,村制時の3大字は同市の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7183304