北庄里方
【きたしょうさとがた】
旧国名:美作
旭川支流誕生寺川流域に位置する。当地は浄土宗の開祖源空(法然上人)ゆかりの地である。源空は稲岡荘に勢力を持った漆間氏の出自で父時国は久米押領使であったといい,母は秦氏であった。この源空の弟子熊谷蓮生坊が師の故地を訪れて開いた念仏道場が誕生寺の基といい,今日も多くの人々のお参りがある。
【北庄里方村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【北庄里方(近代)】 明治22年~昭和27年の稲岡南村の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7183350 |