下市瀬
【しもいちぜ】
旧国名:美作
旭川中流右岸に位置する。地名の由来は,一の瀬から生まれたという。下市瀬遺跡からは弥生時代から平安期にかけての小銅鐸,井戸など遺物・遺構が見られ,古代寺院跡もある。なお,弘治3年5月14日の美作国献上記(美作古簡集註解下)に総津名として「市瀬津」とあり,旭川水運を利用して当地周辺に津が設けられていたものと推定されるが,同史料は検討を要する。
【下市瀬村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【下市瀬(近代)】 明治22年~現在の大字名。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7184193 |