玉
【たま】

旧国名:備前
臥竜山・茶ドラ山に囲まれた丘陵地に位置し,東は瀬戸内海に面する。「万葉集」巻15(古典大系)の「ぬばたまの夜は明けぬらし多麻の浦に求食する鶴鳴き渡るなり」の「多麻の浦」を玉の浦に当てる説がある。地名の由来は,昔海辺の雄島がある夜光をたよりに近づくと大きな蛤が光を放っていたため持ち帰りあけると,梨ぐらいの光る玉が出てきたことから名付けられたという(玉野市史)。また,玉比咩神社の境内にある立石が玉に似ているからともいわれる(玉野の地名)。当地には弥生時代・古墳時代の遺跡がある。
【玉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【玉(近代)】 明治22年~昭和41年の大字名。
【玉(近代)】 昭和41年~現在の玉野市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7184905 |





